山の再生

山の再生

山の再生

適切な間伐を行うことで山の木々が強く育ちます

 現在、日本の森林の多くは手入れをされず放置されています。間伐が行われない森林は十分な光が届かないため木がやせ細り、大雨による土砂崩れを引き起こします。
 豊かな森を守るためには、間伐を行って森を育て、森林資源を地域で活用していくことが必要です。

地域資源の活用

 日本はエネルギーの殆どを輸入に依存しており、多額の資金が海外へ流出しています。2014年の日本のエネルギー輸入額は約28兆円にのぼりました(外務省資料より)。
 地域のエネルギー資源を地域内で活用することで、輸入への依存を減らし、地域内で資金(富)が循環します。地域が経済的に自立するためにも、エネルギーの地産地消が求められています。

バイオマス

バイオマス事業

 バイオマスとは動植物などから生まれた生物資源の総称です。
 木材の端材、廃棄食品、家畜排泄物など従来捨てていたものを活用し、電気や熱エネルギーを作り出すことが出来る再生可能エネルギーとして現在注目を集めています。

森林の整備、造林、伐採・加工・販売

 豊かな森林を守るためには間伐など適切な管理が必要です。その際に生じた材を資源として有効活用することで、地域経済が豊かになります。
 ◆バイオマス燃料となる木質チップやペレット生産のための伐採・運搬・製造工程に雇用が生まれます。林業を魅力ある仕事にし、若者の就業を促します。

バイオマスを利用した電気、熱、燃料等のエネルギー事業

 バイオマスの熱利用は燃料の60~90%を熱として利用できるため、発電に利用する以上に効率的です。
 ペレット・薪ストーブによる暖房はもとより、パイプラインで各家庭にバイオガスを供給したり、24時間温水を必要とする介護施設等にペレットボイラーを設置するなどの活用が可能です。

地域とのコミュニケーション